ます’s Blog - どうでもいい記事100選

どうでもいい記事100選

Pthreadsプログラミング

Pthreadsプログラミング

Pthreadsプログラミング


(いきなりですが)読破。結構、良かったかも。
個人的にはお勧め。ページ数も手頃だったし、思ったよりサクサク読めました。
malloc関数の戻り値チェックが無いとか)若干気になるサンプルもありましたが、扱っている内容も丁度よった気がします(簡単すぎず難しすぎず)。
C言語でスレッド・プログラミングは全く実績が無かったので、実装が非常に難しいイメージがあったけど、この本を読んだら「そうでもないかも(意外と簡単かも)」と思うようになりました。
今まで(競合状態とかデバッグが難しいとか)嫌なイメージ(恐ろしい言い伝え)が多かったので敬遠していたのですが、今後は違った視点で考えられそう。確かにデバッグは難しそうな雰囲気は伝わりましたが。
プロセスでも競合状態は簡単に起こり得るし、排他や同期は常に考えてきたので、その延長上という感じかなぁ。
言葉を変えると、スレッドで並列実効性を最大限に高めようとすると実装が難しくなるのかなぁ。。。と。その辺はプロセスでも変わらないか。
個人的に思ったのは、簡単な事から外れだすと途端に実装が難しくなるような感じがしました。シグナルとかスケジューリングとかキャンセルとかの説明になってくると、最初のシンプルさは何処に?という感じ。
まぁ、言うだけなら誰でもできるしなぁ。。。本を読んだだけで偉そうな事を言うのは駄目な証拠だね。
スレッド・セーフな関数も多くは無いし色々と注意が必要だ、という事は理解しました。ただ、意識を変えてくれた事は間違いない。