ます’s Blog - どうでもいい記事100選

どうでもいい記事100選

志の低い企業

こんな事を書くと個人的な中傷みたいですが、そんな訳ではありません。単なる所感です。


そして,エンジニアがSeasarのコミュニティに参加する動機として「日常からの逃避」という側面があることも見逃せないとした。会社で好きなソフトを作らせてもらえない優れたエンジニアが,やりたいことを求めてコミュニティにやってくるのである。そうしたエンジニアは驚くような質の高いコードを書くという。


羽生氏は,今後,人材の流動性が高まることは避けられないと語る。現に,派遣会社のエンジニアのスタッフ登録は減ってきているという。優秀なエンジニアは,コミュニティの中で転職先を見つけるようになってきているからだ。企業が,自社のエンジニアをコミュニティに積極的に参加させるようにすれば,引き抜かれる危険性もある代わり,他社の優秀なエンジニアを連れてきてくれることもある。


もはや,会社が認めてくれなくても,外部が認めてくれることは十分ある時代である。OSSによりルールが変わったのだ。ボランティアを上回るような志の高さを会社がきちんと示せないと,優秀な人材を引き留めることはできない。企業は「ビジョン重要」だと羽生氏は講演を締めくくった。


OSSに協力的な企業は(未だ)少ない気がします。そもそも企業とOSSは目的が違う(と思う)ので、企業の中でOSSの位置付けとか優先順位が上に来る事はマレだと思います。(技術サポートとかで成り立っているような企業は別として)使う事はあっても、それ以上のアクションは無いのが一般的なのかな、と。
ただ、自社内で活用しているOSSに対して技術力(人とか)の投資や交流は長い目で見た場合、明らかにメリットになると思うんだけどなぁ。。。変な事には投資できるくせにっ。
社内で(勝手に)調査とか色々やってる人はいるんだろうけど、そのマンパワーをOSSに集約できれば幸せになれる人(もしくは企業)は一杯いると思うんだけどな。「協力しろ!金を出せ!!」とは言ってないんだし。
金の事ばかり考えすぎて、大事な部分を見誤って(そのうち)足元すくわれないようにナー!
この状況が変わらない限り(羽生社長の言う通り)人材の流出は避けられないんだろうね。繰り返し引用しますが。

ボランティアを上回るような志の高さを会社がきちんと示せないと,優秀な人材を引き留めることはできない。企業は「ビジョン重要」だと羽生氏は講演を締めくくった。

別に自分の事を言っている訳ではないので、その辺は勘違いしないように。どっちかっていうと落ちこぼれだし。。。_| ̄|○