ます’s Blog - どうでもいい記事100選

どうでもいい記事100選

広辞苑どら焼き

諸事情により頂きました。一応、非売品。
当時の先輩から「10年越しの作業が無事に終わって、今飲みまくり」と連絡があったのですが、この事だったのだろうか。関係した人達と中の人は本当にお疲れ様でした。
何校まで進んだのだろうか。想像できない。っていうか、色々考えると恐ろしい。。。
入社当時は右も左も分からない状況でしたが、血の気だけは多くて本当に負けず嫌いで、血気盛んに(色んな失敗をして先輩に怒られながらも)前だけを見て突進していました。
「辞典や医学書は専門用語が多くて(その割にはページ数が非常に多くて)作業がツマラナイ」とか「発売前の文庫やエッセイが読めて楽しい(さくらももこ、サイコー!)」とか、そんな軽い気持ちで校正をやっており、どう考えてもプロ(社会人)としての自覚、お金を貰って作業しているという自覚が全くありませんでした。_| ̄|○
検査の人達には(色んな意味で)迷惑をかけたと思うし、同時にフォローも沢山してもらいました。
その後のトラブルも無く無事に出版できたから良いようなものの、そんな気持ちで校正してて本当にゴメンナサイ、という気持ちで一杯です。10年過ぎたので時効。。。という事で勘弁して頂きたい。(w


入社してから2年目から3年目くらいで自分に人事異動発令が下り、校正の世界から一転してプログラミングの世界に初めて足を踏み入れる事になりました。
人事異動については相当食い下がりましたが、最下層の自分が決定事項を覆せるハズも無く。
当時の課長に使えないヤツだと判断された!?のが凄く悔しくて「自分の何が良くなかったのか。至らなかった点は何だったのか。逆ギレせずに真摯に受け止めて次に繋げたいので教えて欲しい。ズバっと言って欲しい」と強く懇願しましたが、結局教えてくれませんでした。
粛清人事といえば大袈裟だけど、各部署の問題児達を一箇所に集めて排除してやろうという感じの人事異動発令だったので「使えないヤツだったんだな」と勝手に思い込み、相当凹みました。これから!という時期でもあったしね。
新たに配属された部署は(各自の能力を余裕で上回る)高い専門性を必要とされる部署だったし、実際に殆どの人は脱落していきました(基礎知識が無かったので、ついていけない)。会社側の思惑通りという感じです。
全く能力が無かったのにも関わらず自分は人事異動の後も運よく生き残れたので、この点に関しては「一矢報いた」という感じ。しぶとかったというか、ずる賢く渡り歩けた、みたいな。(w
まぁ、翌週の月曜日には髪の毛の色がコロコロ(赤・青・ピンク・金・白・グレー等)変わってたり、ピアスも両耳に沢山開いてたりと、見た目的には問題児だった事は認めます。パンク一直線みたいな。
当時は「見た目で判断したくないし、されたくない!」という強い信念があり、自分を追い込むべく必死で仕事を頑張り、成果も(それなりに)出ていたのですが、仕事での頑張り度と比例して見た目の行き過ぎ度も上がっていったのが良くなかったね。目をつけられても仕方が無いか。
文句(というか、正論なんだけど苦言)も多かったので、上としては扱いづらかった、というのは理解できます。きちんと評価や理解をしてくれた人が(わずかですが)いた事が、自分への慰めになっていました。
あの時の人事異動(挫折や悔しさ)があったからこそ今の自分がいる。。。と考える事もでき、複雑な気分です(良かったとも言えるけど、後悔していない、といえば嘘になる)。
ただ、過去の事をネチネチ言っても今は変わらないし、昔があるからこそ今の自分がある訳だしね。
「昔は良かった」みたいな過去の栄光!?にすがるのも情けない話だし、前向きに考えていきたい。
最近、ウダウダと湿っぽく過去を振り返る事が多いけどね。そういうのは良くない、と思いつつも。
そんな事を考えさせられた一品でした、という事で。